過酷な自分との闘い②
2009年 08月 21日
タイトル①の過酷な闘いから数日。
昨日は生徒さんと一緒に
ブロードウェイミュージカル「コーラスライン」を
観にいきましたよ~。
始まる前から私達は盛り上がり、母と同年代のお母さんとは思えぬ
若さとオシャレでセンス抜群のAさんは
ダンスについて語っていました。
「やはり先生、プロでも努力が必要なんですね」
「みんな葛藤したり苦しんでるんですね」
「芸術を追求するのは、孤独な自分との闘いですよ!」って。
本気でダンスを追及するAさんは、
子供の頃から心臓が悪くて、いつ死ぬかわからない恐怖と
戦いながら生きてきたとよく口にする。
仕事も忙しい合間をぬって、ダンスに(自分自身の限界に)挑戦している。
一流のトップダンサーに負けず劣らず鍛えている。
私とやっているストレッチや呼吸法 身体作りのおかげで、
心臓が楽になった~と生きてる喜びを感じるんだって。
家族があろうと、ダンスでパートナーと踊るにせよ、
真髄を追求するのは自分自身でしかない。
人間は孤独だと。
もちろんその影には 沢山の支えがあって私達は生かされているのですが。
苦しくて立ち止まったときでも、基本さえしっかりしていれば、
例え揺らいだとしても、まっすぐ突き進んでいくしかないと。。。
いろんな想いが胸にいっぱい詰まっていて、
Aさんは私の前で 涙をぽろっと流しました。
人生の大先輩で、尊敬するAさん。
私の大好きなAさんは、時に生徒であり、時に自分に厳しく
私にもいろんなことを教えてくれ、時に寄りかかってくれる。
Aさん、私なんてAさんからみたら ひよっこだよ~。
彼女と人生のこと、芸術についてを話し出すと止まらない!
そんな彼女が大好きです♪
そして、ミュージカルが始まり、春に映画館で観た「コーラスライン」を
思い出し、キャストは違うけれど 内容を深く感じ取れて
とにかく良かった♪
キャシー役の踊りがお上手だった。
こないだの映画の人はちょっと動きが硬かったかなと想ったけど。
それぞれの役柄にはまったみなさん。
こういう世界はただ綺麗なだけでは 審査員に見抜かれてしまう世界。
それぞれに得意不得意があるように、求めている役柄もみんな違う。
この作品は、ダンサーがブロードウェイという夢に向かって進む中で、
幼少時代からの それぞれの環境や
痛み、苦しみなどをドキュメンタリーとして作った最高傑作です。
途中のセリフにうるっときたり
最後の感動のラストシーンでのコーラスラインは、とにかく感動!!!!
涙がドバドバと溢れてしまいそうで、こらえてしまったわ(笑)
拍手が鳴り止まず、アンコールを期待したけど
出てこなかった。
手が痛くなるほど大きな拍手で、待っていたのに。。。
ざんね~ん。
もう一回観たかった!
日本人で唯一3000人のオーディションの中から選ばれた
沖縄出身の高良結香さんが、出演しているかと楽しみにしていました。
が、しかし出演していなくて 少し残念に想いながら、ゆっくりとドアを出て歩いていると
外人さんのダンサーらしき人が女性のところに行きました。
(あっ 結香さんだ!)
真っ赤なドレスを着て壁際に立っているのに、誰も目にとめずに
混雑するロビーをスタスタと歩いていた。
私は興奮気味に 「ゆかさんですか!?」と声をかけた。
今日の演技が観れるかと楽しみにしていたことを伝えると
今は 「赤坂の「RENT」に出ているので観に来てください」
と応えてくれた。

記念に写真を撮ってもっていると
どんどん人だかりが増え、私達のあとは写真やサインで混雑していた。
お話できてよかった~
結香さんは、ブロードウェイにいる他の舞台女優とは違い
ちっちゃくて、でも筋肉もがっちりしていて、
整っているわけではないのに、すごい輝いてる
笑顔がたまらなくキュート☆
会場をでてからAさんと
「つまらないことで くよくよしてちゃいかんね」
「たまにはこうゆうの観て 勇気と感動をいただかないと!」
と興奮冷めやらぬ中、お話しながら帰ってきました。
夢を諦めないで突き進むには、
捨てるものもたくさんあって
それは他人には理解しにくいこと。
自分を傷つけたり 人を傷つけたりしながらも
必死で足を踏ん張っていれば 本当にやりたいこと
願いは叶うのだ。
そして きっといつかわかってくれる日が来る。
そんな全力で今を走り続けている人たちをみて
私もがんばらなきゃ!と改めて想った。
高良結香さんの魅力について応えていた 宮本亜門さんの言葉
「結香にとって『白人を越えて表現する』というのはどうでもいいの。あるひとつのレールに乗っていくのではなくて、ただ、歌が好きだ、私は私さっていうのがぽーんとある。だから舞台の輝きが違うの。同じブロードウェイの流れに入るんじゃなく『結香は結香』っていうのが彼女のすごさ。だからこそ光るんですよね。舞台の上でも。『私は来たお客さんを楽しませたいの。私も楽しいし』というところで、ばーんとぶつかっていけるわけですよ。(中略)だから、アメリカでも、彼女はこれだけ愛されるの。稽古場でも。ほんとに愛されるの。で、稽古場が楽しくなる、劇場が楽しくなる。お客さんも喜ぶ。こういう人がどんどん出てくればいいと思っている」
私は私でいいんだよね。
彼女のダンスワークショップが今度の日曜に開催されるって。
行きたかった~。
高良結香さんオフィシャルサイト
昨日は生徒さんと一緒に
ブロードウェイミュージカル「コーラスライン」を
観にいきましたよ~。
始まる前から私達は盛り上がり、母と同年代のお母さんとは思えぬ
若さとオシャレでセンス抜群のAさんは
ダンスについて語っていました。
「やはり先生、プロでも努力が必要なんですね」
「みんな葛藤したり苦しんでるんですね」
「芸術を追求するのは、孤独な自分との闘いですよ!」って。
本気でダンスを追及するAさんは、
子供の頃から心臓が悪くて、いつ死ぬかわからない恐怖と
戦いながら生きてきたとよく口にする。
仕事も忙しい合間をぬって、ダンスに(自分自身の限界に)挑戦している。
一流のトップダンサーに負けず劣らず鍛えている。
私とやっているストレッチや呼吸法 身体作りのおかげで、
心臓が楽になった~と生きてる喜びを感じるんだって。
家族があろうと、ダンスでパートナーと踊るにせよ、
真髄を追求するのは自分自身でしかない。
人間は孤独だと。
もちろんその影には 沢山の支えがあって私達は生かされているのですが。
苦しくて立ち止まったときでも、基本さえしっかりしていれば、
例え揺らいだとしても、まっすぐ突き進んでいくしかないと。。。
いろんな想いが胸にいっぱい詰まっていて、
Aさんは私の前で 涙をぽろっと流しました。
人生の大先輩で、尊敬するAさん。
私の大好きなAさんは、時に生徒であり、時に自分に厳しく
私にもいろんなことを教えてくれ、時に寄りかかってくれる。
Aさん、私なんてAさんからみたら ひよっこだよ~。
彼女と人生のこと、芸術についてを話し出すと止まらない!
そんな彼女が大好きです♪
そして、ミュージカルが始まり、春に映画館で観た「コーラスライン」を
思い出し、キャストは違うけれど 内容を深く感じ取れて
とにかく良かった♪
キャシー役の踊りがお上手だった。
こないだの映画の人はちょっと動きが硬かったかなと想ったけど。
それぞれの役柄にはまったみなさん。
こういう世界はただ綺麗なだけでは 審査員に見抜かれてしまう世界。
それぞれに得意不得意があるように、求めている役柄もみんな違う。
この作品は、ダンサーがブロードウェイという夢に向かって進む中で、
幼少時代からの それぞれの環境や
痛み、苦しみなどをドキュメンタリーとして作った最高傑作です。
途中のセリフにうるっときたり
最後の感動のラストシーンでのコーラスラインは、とにかく感動!!!!
涙がドバドバと溢れてしまいそうで、こらえてしまったわ(笑)
拍手が鳴り止まず、アンコールを期待したけど
出てこなかった。
手が痛くなるほど大きな拍手で、待っていたのに。。。
ざんね~ん。
もう一回観たかった!
日本人で唯一3000人のオーディションの中から選ばれた
沖縄出身の高良結香さんが、出演しているかと楽しみにしていました。
が、しかし出演していなくて 少し残念に想いながら、ゆっくりとドアを出て歩いていると
外人さんのダンサーらしき人が女性のところに行きました。
(あっ 結香さんだ!)
真っ赤なドレスを着て壁際に立っているのに、誰も目にとめずに
混雑するロビーをスタスタと歩いていた。
私は興奮気味に 「ゆかさんですか!?」と声をかけた。
今日の演技が観れるかと楽しみにしていたことを伝えると
今は 「赤坂の「RENT」に出ているので観に来てください」
と応えてくれた。

記念に写真を撮ってもっていると
どんどん人だかりが増え、私達のあとは写真やサインで混雑していた。
お話できてよかった~

結香さんは、ブロードウェイにいる他の舞台女優とは違い
ちっちゃくて、でも筋肉もがっちりしていて、
整っているわけではないのに、すごい輝いてる

笑顔がたまらなくキュート☆
会場をでてからAさんと
「つまらないことで くよくよしてちゃいかんね」
「たまにはこうゆうの観て 勇気と感動をいただかないと!」
と興奮冷めやらぬ中、お話しながら帰ってきました。
夢を諦めないで突き進むには、
捨てるものもたくさんあって
それは他人には理解しにくいこと。
自分を傷つけたり 人を傷つけたりしながらも
必死で足を踏ん張っていれば 本当にやりたいこと
願いは叶うのだ。
そして きっといつかわかってくれる日が来る。
そんな全力で今を走り続けている人たちをみて
私もがんばらなきゃ!と改めて想った。
高良結香さんの魅力について応えていた 宮本亜門さんの言葉
「結香にとって『白人を越えて表現する』というのはどうでもいいの。あるひとつのレールに乗っていくのではなくて、ただ、歌が好きだ、私は私さっていうのがぽーんとある。だから舞台の輝きが違うの。同じブロードウェイの流れに入るんじゃなく『結香は結香』っていうのが彼女のすごさ。だからこそ光るんですよね。舞台の上でも。『私は来たお客さんを楽しませたいの。私も楽しいし』というところで、ばーんとぶつかっていけるわけですよ。(中略)だから、アメリカでも、彼女はこれだけ愛されるの。稽古場でも。ほんとに愛されるの。で、稽古場が楽しくなる、劇場が楽しくなる。お客さんも喜ぶ。こういう人がどんどん出てくればいいと思っている」
私は私でいいんだよね。
彼女のダンスワークショップが今度の日曜に開催されるって。
行きたかった~。
高良結香さんオフィシャルサイト
by lumierearoma
| 2009-08-21 16:11
| 芸術